【第41回委員会オフベスト16】 毒菱メガマンダ+バシャバトン

10/19に行われた第41回委員会オフで使用した構築です。結果は予選草ブロックを6勝1敗で1位通過し、決勝トーナメント1回戦で負けてベスト16でした。

 

それでは、解説に移ります。

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(噂には聞いてたけどメガマンダでかすぎるでしょ)

 

バシャーモ@ナイト フレドラ/飛び膝/バトン/守る

霊獣ボルトロス@オボン 10万/めざ氷/気合い玉/悪巧み

ギルガルド@残飯 シャドボ/毒々/身代わり/キンシ

ゲッコウガ@ゴツメ 熱湯/こご風/毒菱/挑発

ボーマンダ@ナイト 捨て身/地震/羽休め/守る

ピクシー@カゴ アシパ/瞑想/縮小/眠る ※天然

 

この構築はフロストさんから原案を頂いたのですが一部変更してあり、それなら別物だろうということで自分がブログを書くことになりました。以下、フロストさんが書いた構築を組んだ経緯をほぼそのまま載せます。

 

今までのゴツメ枠というのはHBカバやHBスイクン、HBクレセリアのように対ガルーラにおいてはガルーラを削るウェポンとして採用されていました。つまり5つ目の技とも言えます。しかし、S11からひみつのちからガルーラの増加に伴い、ガルーラを対処するにはゲンガーのようなタイプ性能、あるいは対面でバシャをぶつけるような方法が最適とされています。

このことから最近のゴツメの本質は少ない火力を補うものではなく確定数を変えるものという認識が強くなりました。
スイクンを例にして書くと、前者はHBスイクン+熱湯であり、後者はHCスイクン+ドロポンのようなものです。

ここで、ゴツメを持たせたいポケモンとしての条件は
・火力が足りないと位置づけられている
・幅広い弱点を付ける
の2点であり、ボルトロスかスターミー、ゲッコウガが候補に上がると思いました。

ここでゲッコウガを採用しようと思い組み始め、ゴツメゲッコウガの伝統である毒菱ゲッコウガになりました。(前回とは異なる理由での同じ採用になりましたが・・・)
ここからマンダを採用するのは前回(【シングル】第6回関西シングルFESTA予選抜け構築:対面構築偽装毒菱パ - 朝の5分は夜の10分)同様と変わりませんが、前回の反省点からガルーラの代わりとなるメガシンカを採用したく、バシャーモを多く使用していたことと、バシャ+マンダの試合があまりなかったことからメガバシャーモを採用することにしました。

メガバシャーモを採用するにあたり困ったのはメガバシャーモはサイクル向きであり、今回のような抜きを求められるポケモンには向いていないということです。そこでビルドバトンを利用することでリレー方式にしました。
そしてバトン後には地面・電気を両方受けれる霊獣ボルトを、そしてメインに天然アシパピクシーを採用しました。
ピクシーを使う際に問題となる積んでいる最中の隙を毒ダメによって圧力をかけていくということが今回の構築の最大のポイントです。

ラストの枠は残飯まもみがをやらせたかったので、バシャボルト、マンダとの相性を考えギルガルドを採用しました。

 

・個別解説(借りた構築なので主に使用感や変更点について書きます)

霊獣ボルトロス オボンの実 蓄電

臆病hcS 172-*-92-178-100-168

10万ボルト/目覚めるパワー氷/気合い玉/悪巧み

原案では加速バトンしてからの火力を求めて控え目でしたが、バトンできなかった時やバトン選出をしない時に100族を抜けるのが大きいと考えて臆病に変更しました。結果としてガルーラ入りにピンで選出した試合や相手の霊獣ボルトに同速で勝った試合(同速勝てなければ厳しかった)があったので変更してよかったと思います。技構成は抜きを意識した悪巧み+3ウェポン。当日は気合い玉を打つ試合が無かったので精神が楽でした。

 

バシャーモ ナイト 加速→加速

意地hAs 169-233-100-*-100-139

フレアドライブ/飛び膝蹴り/バトンタッチ/守る

原案では腕白Hbsのビルド搭載型でしたが、構築を回しているときにはゲッコウガヒードランなどに飛び膝を打ちたい場面も多かったです。なので当日までどちらがいいか決め切れず会場についてから変えたため腕白飛び膝採用での使用になってしまいました。膝入れるなら普通に上の配分でいいと思います・・・

結局バトンしたのは1回だけだったし上手く扱えなかったポケモンその1。

 

ギルガルド 食べ残し バトルスイッチ

控え目hcs 161-49-171-88-172-107

シャドーボール/毒々/身代わり/キングシールド

今回のオフではクチート入りに当たらず、ガルガブやバンドリが多かったのであまり出すことはできなかったです。しかし、出した時には無難に活躍してくれました。(ボルトロスの威張るで突破された試合を除いて)技構成は役割を考えたらこれ以外は無いです。たまに2加速以上したバシャーモのバトンからこいつに繋ぐ立ち回りをすることがありますが、上からの毒守のハメ性能や霊の一貫性などから非常に強力です。

 

ゲッコウガ ゴツゴツメット 変幻自在

臆病BS 151-*-119-126-92-184

熱湯/凍える風/毒菱/挑発

今回一番強かったポケモン。初手出しが安定する構築が多く、毒菱や挑発でかき乱すことができます。技構成は物理や鋼に対して火傷を狙いながら削ることのできる熱湯、多くのガブリアスに有効でS操作技としても使える凍える風、相手の耐久調整を崩したりみがまもや縮小などのハメで勝てる状況を作ったりできる毒菱までは確定です。挑発は構築で対策が薄く、数を増やすと思ったカバルドン展開に打てるため採用しました。他の候補はけたぐり、影うちなどだと思います。オフでは毒菱撒いたのは1回だけでしたがもっと積極的に撒くべきらしいのでそこは反省点です。

 

ボーマンダ ナイト 威嚇→スカイスキン

意地AS 171-216-150-*-110-172

捨て身タックル/地震/羽休め/守る

毒菱展開に入ってくるメガボーマンダ。その役割や動かし方は他のブログに詳しく書いてあるので割愛します。今回は意地で使いましたが陽気の速さが欲しい場面がかなり多かったです。しかし陽気にすると今度は火力が足りなくなってしまい難しいところです。構築全体でスリップダメージを多く入れられるようにすれば陽気でも火力が足りなくなることはなさそうなので次はそれを意識して組みたいです。

 

ピクシー カゴの実 天然

図太いHB 201-*-134-115-110-85

アシストパワー/瞑想/小さくなる/眠る

今回の戦犯。相手のほとんどのPTに悪タイプやオニゴーリスイクンがいたため全く選出できませんでした。さらに選出した2つの試合でも1つはラス1で出さず、もう1つはマリルリに滅ばれて死んでいってしまいました。まあ単純に使うのが下手でしたね。

上手く扱えなかったポケモンその2。

 

・選出回数

ボルトロス 6/8

バシャーモ 3/8

ギルガルド 3/8

ゲッコウガ 7/8 初手選出6

ボーマンダ 3/8

ピクシー  2/8

 

・総括

毒菱を撒いたのもバトンをしたのもそれぞれ1回だけでコンセプトとは何だったのかという話。多分サイクル脳から抜け出せてないんだと思います。このように反省点も多いですが予選抜けができたのは嬉しかったです。

最後に委員会オフの運営の皆様、対戦していただいた方々、お疲れ様でした!